業務用エアコンの取付手順

業務エアコンを取付する時には大掛かりな工事と同じ対応になります。なぜなら台数もかなりの数になり、およそ一台を取り付けるのに6~8時間かかるからです。新規に取付する場合は設置だけですが、既存の業務用のものとの付け替えとなると、古いものを外して取り付けるので、作業時間はさらに長くなり、会社や工場、お店などが営業していない時に施工するので、限られた時間に効率よく作業を進めなければなりません。業務用エアコンの取付手順は最初に現地に赴き、設置する場所や配管、既存の機種がある場合はいままで使用していた配管などが再利用できるかを調査します。

この時、お客である職場の担当者との打ち合わせも実施し、どのようなエアコンをつけるか、要望する機能などについても話し合います。当日は現場に行ってすぐにやるのが養生で、工事によるゴミや落下物、水などが周囲にあるパソコンやテレビなどの機器に影響しないようビニールシートを被せます。万が一落下物で機器が破損や故障を起こすと工事を実施した業者の責任になり、場合によっては賠償をすることもあるので、細心の注意を払い、ここまで落下物が届かないような場所でもシートをかけます。養生が完了すると室内機や室外機、配管を搬入し、既存のものがあれば取り外して取付を開始します。

台数が多い時には大人数で取り付け、配管を天井の空間などを利用して通し、室外機に繋ぎます。完了してその後は試運転を行い、不備がないかを確認して業務用エアコンの取付は終了です。

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