業務用エアコンの工事費用が高くなるケースとは

業務用エアコンを取り付ける場合は当然工事費用についても把握しておく事が大切です。相場としてはエアコンのタイプによって6万円から20万円と幅が広くなります。費用差が大きい理由には馬力とタイプの違いが背景にあります。場所が広い程馬力は必要になり、力を必要とするならば本体自体も大きくなければなりません。

本体が大きいと工事の負担や手間も増えるので工事費用は増えます。業務用エアコンでは壁掛けや床置き天井吊や埋込タイプと種類がいくつかあります。そのタイプによって費用も増減しますし、特に天井埋込タイプは大きな工事が必要となるので高くなります。本体ばかりが費用を決めるのではなく、室外機のタイプも計算されます。

業務用ではシングルと複数の本体を1台の室外機で稼働させるマルチがあります。シングルは1台に1台なので手間は少ないですが、マルチは複数の室内機が必要になるので手間も増え工事費も当然かかります。以上の様にタイプによって費用に大きな差が生まれますが、業務用エアコン取付工事費用に追加料金がかかる場合もあります。そもそも標準工事費には設置と配管工事が含まれています。

追加料金はどういった場合に発生するかと言えば、室内機と室外機が離れていればそれだけで繋ぐ配管が必要になりますので追加料金が発生します。標準工事は会社によって多少異なりますが、相場では4m~8mまでの配管が範囲となっています。基準より離れた場合は追加の配管が必要となるわけです。

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