従来型の古いオフィスビルでは、1台の空調機器で全館の冷房をしているケースが多いです。ところが冷房へのニーズはテナントによって異なり、温度調整が十分に行えないのが問題です。そのために家賃収入を増やしたいと考えているビルのオーナーは、個別空調にリニューアルしたいと考えています。業務用エアコンを個別空調タイプに交換したいときには、撤去工事にも強くて提案力のある設備会社が役立ちます。
事前に現在の設備の設置状況を調べてもらうと、機種の選定や交換作業のスケジュールの決定も円滑に行えます。古いビルのエアコンは冷房のみのケースも多く、最新の業務用の機種に交換する場合には冷暖房が使える製品を選ぶのが一般的です。角部屋の壁に簡単にコントロールパネルを設置できる機種は、気軽に温度調整ができるので大人気です。空調機器会社の展示場を訪問する場合には、室内機に加えてリモコンなどの使い心地もチェックするべきです。
老朽化が進むビルで個別空調のエアコンに取り換える場合には、購入と工事の費用が高額になります。したがって業務用の空調機器会社を選ぶときには、60回払いのローンにも対応している点にこだわる必要があります。更に独自の長期保証がある会社は、空調機器が故障したときにもすぐに修理をしてくれるのが魅力です。全館空調用の機器の撤去では、クレーンを活用するなどの大掛かりな作業が必要です。
したがって交換を依頼するときには、大型ビルなどの作業実績の多さにも注目するべきです。